投資ハック(investment hack)

さまざまな投資を研究していきます。株、外貨FX、自己鍛練(筋トレ、学習)

enishの期待の新作ドラゴンタクティクスインフィニティをやってみた

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株式会社enish(3667)の期待作ドラゴンタクティクスインフィニティ(以下、ドラタク)をやってみました。

感想を一言で述べると、「これからに期待」ですね。しかし、もう少し一生懸命作って欲しいなというのが正直なところかな。。。同社のプレスリリースによると10/30からApp Storeで配信開始しており、その後、11/11、11/19に不具合の修正やら細かなアップデートがあっただけで未だにスタート当初のままというのが実情でしょうか。

 

ドラタクのどこがもう一歩なのか

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  1. 物語を進めるための「体力」と、レイドなどのイベントで使う「闘気」のバランスが悪く、すぐに遊べなくなります。とくに「体力」が少ないのか、減りが早いのか、とにかくバランスが悪くあっという間に遊べなくなります。これはかなりのストレスです。
  2. また、「体力」「闘気」がいつ回復するのかわからないというのも不親切かと思います。いまどき、ソシャゲをはじめるにあたってマニュアルなどを読んではじめる人は少ないと思います。直感的に画面でわかるようなインターフェースは必須だと思いますし。導入のチュートリアルを充実させるなどしないと新規参入者をどれだけ獲得しても歩留まりが悪いままでしょう。
  3. 上記2つとも関連しますが、せっかくのイベントが楽しめないというのもあります。「体力」があっという間になくなるため、回復薬を使い進行させるのですが、これがまた遭遇率のバランスが悪いのか、ひとつもイベントに遭遇せずに終わってしまうことさえあります。回復薬(しかも全回復のモノ)を使ってコレでは普通はウンザリするかと思います。
  4. 女性キャラがみな胸がやたらと大きい。これは実はけっこう大きな問題だと思います。一部の男性にだけ受けるような特化型モデルであれば構わないのでしょうが、これから「ぼくのレストラン」を超えるような同社の屋台骨にしていくつもりであるのであれば、老若男女問わず受け入れられるようなデザインに変えていく必要があるのではないでしょうか。この辺りは、黒猫ウィズあたりはとても上手に中性的イメージを獲得していると思う。
  5. 最後に上記4つのせいかどうかはわかりませんが、プレイヤー数がものすごく少ないことが挙げられます。ギルドを検索してみるとわかりますがこの一週間というもの新規のギルドをほとんど見かけません。同じようなギルド名が表示され続けています。また、新しいイベントが本日からスタートしていますが、ほとんどやっていないわたしがかなりの上位に食い込んでいるあたりからも察するに総プレイヤー数はヘタすると数百人ではないかと思われます。インフィニティ専用の2chのスレッドがないあたりも人気不足を象徴しているようにも思います。PvPをウリとするゲームで参加人数が少ないというのはかなりキツイのではないでしょうか。

 

ドラタク改善案

では、どうすればドラタクは盛り上がるのでしょうか。改善案を考えてみました。

  1. 体力と闘気のバランスをはじめとするバランス調整を行うために外部の声を拾う。そのための試作として、公式twitterを活用する。また。テストプレイヤーを雇うなどする。せっかくtwitterがあるのだから、対話をしユーザーの声を拾う努力をするべきではないでしょうか。
  2. インターフェイスは徹底的に改善する。細かな話ですが、ユーザーの動線に合わせて変更していくべきでしょう。カードを強化する。売却する。プレゼントをもらう。もらった後にどうするか。中心は物語を進めるための進撃なのか、イベント中であればレイドなのか。などなど。
  3. 休憩する町のシーンで女性に酒場まで案内される間に敵を倒しまくるシーン、魔女がいるという屋敷の中を散策する間に敵を倒しまくるシーン、酒場の中で酒を酌み交わしつつ剣戟マークが出続けるのは不自然かと思います。このあたりも普通に画面がススムという感じに改善できたらスムーズかと思います。
  4. 導入部でチュートリアルを入れ、クリアする毎にアイテムやコインを配るなどしても良いかと思います。コインを買わせるためには、コインがどれだけ便利かを知ってもらう必要があります。このあたりヘタな運営だとこの先も厳しいと思います。こころよく課金してもらうためには、こころよく分配することが肝要かと考えます。

 

この記事の主旨

似たような記事として、以前、ナイツオブグローリー(以下、KofG)について書いたことがありますが、

Cygamesの期待の新作ナイツオブグローリー(kofg)をやってみた - 投資ハック(investment hack)

KofGの時よりもキツイ感じの内容になってしまいました。実際、KofGは期待が大きかったというのもあります。キャラデザインといい、動画による予告といいかなり楽しみにしていました。

ドラタクについてはゲームよりも企業としてenishに興味を持ち、今後の業績を調べる意味も込めてゲームをはじめました。GREEやamebaなど複数のプラットフォームで200万人が遊んだといわれる看板商品とのことですが、これからはスマホのネイティブアプリにもチカラを入れていって欲しいと思いこの記事を書きました。